この記事では、「コピーライティングはいろいろな場面で役に立つ」という話をしていきたいと思います。
実際、コピーライティングは、広告の文章を書く際にだけ役立つわけではありません。
コピーライティングは、じつに応用範囲が広いスキルなのです。
コピーライティングは、「伝える相手」がいる場面では、世の中のあらゆることに活用できるからです。
あなたが生きていくうえで、そういった場面は多々あるかと思いますが、あなたに「コピーライティングスキル」があれば、あらゆる状況において、じつにスムーズに事を運ぶことができるわけですね。
この記事では、「コピーライティング」というものは、どれほど可能性に満ちたものであるかということを、具体的な事例とともに解説していきたいと思います。
コピーライティングは、商売だけのものではない
コピーライティングの可能性についてみていくまえに、まず、「コピーライティング」の定義を確認しておくと、それは以下のようになります。
「商品やサービスを売るための文章を書くこと」。
そのほか、その場で商品やサービスを売らずに、CMや看板などで、商品イメージや企業イメージだけを伝えるために文章を書くことも、コピーライティングになります。
そのように考えると、コピーライティングは、商売をする際に役立つものと思われるかもしれません。
もちろん、その考えは間違いではないのですが、あなたが「コピーライティングのスキル」を身につけたとき、そのスキルを、世の中のさまざまな場面に「応用」していくことができるのです。
つまり、コピーライティングというのは、「何かを人に伝える」あるいは「何らかの行動を相手に促す」といった状況においては、そのすべてに役立てていけるわけです。
コピーライティングは「エンターテインメント」に応用できる
たとえば、コピーライティングは、以下のようなものに応用していくことができます。
- 漫才、コント、お笑い
- 映画、ドラマ
- アニメ、漫画
- 小説
- 歌詞
誰かにむけて「言葉」や「ストーリー」が発信されている状況であれば、そこにはコピーライティングの要素が含まれている、ということです。
コピーライティングにおいては、「はじまり」から「おわり」までの構成を大事にするからです。
- いかに興味の引ける出だしにできるか?
- 中盤では、いかに退屈させないか?
- 最後は、どのように上手に締めくくるか?
こういったことは、漫才や映画などでも、大事になってくるのはわかるかと思います。
もちろん、自分のパソコン上のメモ帳に「日記」を書くだけであれば、コピーライティングはいらないかもしれません。
しかし、その書いた文章を「誰かにみせる」、もっと広げて表現すれば、作ったコンテンツを「誰かにみせる」。
そうなったときには、「コピーライティング」というものが大きくかかわってくるのです。
あなたがコピーライティングを活用できる場面
たった今、エンターテインメントにおける、コピーライティングの活躍の場をご紹介しました。
では、個人レベルだとどうでしょうか?
やはり、そこに「伝える相手」がいて、なおかつ「言葉」や「ストーリー」が必要な状況であれば、コピーライティングが大いに役立ちます。
たとえば、以下のような状況ですね。
- ブログ記事やメルマガ記事を書くとき
- スライドを使ったプレゼンテーション
- 取引先との営業トーク
- ここぞという面接のとき
- 異性を口説くとき
- 誰かに口頭で頼みごとをするとき
- 誰かに口頭でわかりやすく説明するとき
コピーライティングにおいては、まずは「相手の状況」を知ることからスタートします。その前提のうえに立って、「相手にもっとも響く言葉」を選びます。その言葉が相手の「興味」を引くわけです。
そして、相手の「興味」を引いてこそ、相手はあなたの話を真剣に聞いてくれます。
このように、あなたがコピーライティングのスキルを高めていったとき、上で挙げたようなことがスムーズに運べるようになるわけですね。
それは「頭で考えて行う」といったレベルではありません。気づいたら、しぜんと「相手にもっとも響く言葉」を発していた、といった状態になるのです。
ぜひ、あなたも、応用範囲の広い「コピーライティング」を身につけていってください。