メルマガには「書き方のコツ」があります。
ブログやサイトとは違った「メルマガ独特のレイアウトや言葉遣い」というものがあるんです。
いままでブログやサイトを運営してきた人が、これからメルマガに挑戦しようという場合、「メルマガの書き方」のポイントをいくつか押さえる必要があります。
この記事では、一通のメルマガ記事における「本文」の書き方を見ていきたいと思います。
それでは、さっそく解説していきましょう。
メルマガの書き方のポイント
メルマガの書き方のポイントは、以下の4つです。
- 文章の横幅を意識する
- 文章どうしの「上下の間隔」を意識する
- 視認性を高める工夫をする
- 読者に語りかけるように書く
これだけを見ても、まだ何のことかわからないかもしれませんね。
この4つのポイントは、メルマガ記事の内容というよりも、レイアウト的なことだったり、言葉遣いだったりします。
それでは、ひとつひとつ見ていきたいと思います。
文章のレイアウトを意識する
メルマガの場合は、ブログやサイトとは違って、文章の横幅を意識する必要があります。
それは以下の2つの理由からです。
- 横幅いっぱいだと読みづらい
- スマホで閲覧する人もいる
パソコンでメールを読む場合は、ふつう「メール閲覧ソフト」を使いますが、パソコン画面の横幅いっぱいまで書かれた文章は、非常に読みづらくなります。
視線を、画面の端から端まで移動させながら、文章を読み進めなければならないからです。
ですから、パソコンユーザーのことを考えるのであれば、メルマガの文章は、適切な箇所で改行するのが親切なわけですね。
たとえば以下の画像は、私のメルマガの文章です。だいたいこのぐらいの文字数で改行すると、メルマガ読者は読みやすくなります。
また、このぐらいの文字幅であれば、スマホに表示されたとしても、不自然な箇所で折り返されないので、スマホで閲覧する人にも親切になります。
なお、「文章どうしの上下の間隔」に関していえば、びっちり詰まって書かれた文章は、非常に読みづらいものです。
上の画像のように、上下にちょっと空白があったほうが、読者は読みやすくなるわけですね。
視認性を高める工夫をする
先ほど、メルマガの書き方のコツとして「4つのポイント」を挙げましたが、そのうちの3つ目のポイントは、「視認性を高める工夫をする」です。
たとえば、先ほどの画像でいえば、箇条書きの部分を「罫線」で囲っているのがわかるかと思います。
罫線というのは「━」のことですね。
キーボードで「けいせん」と打ち込んで変換すれば「━」が出てきますので、先ほどの画像では、たんにそれを横一列にならべているだけです。すると、まるで一本の太い線のように見えるのです。
テキスト形式のメルマガの場合、なかなか装飾ができないので、文字べったりの文章になりがちです。
メルマガ読者のなかには、読む前に、全体をサーッとスクロールする人もいたりします。そういったとき、本文のところどころに、先ほどのような「━━━」で引かれたラインがあれば、そのラインで囲われた部分が読者の目に飛び込んできます。
このような工夫を、本文のところどころに施すことで、「メルマガの読みにくさ」はかなり軽減されるわけですね。
読者に語りかけるように書く
つぎは、先ほどご紹介した「メルマガの書き方の4つのポイント」のうちの、最後になります。
これはブログやサイトの記事にもいえることですが、メルマガを書く際にも、読者に語りかけるように書くことがポイントです。
ただ、メルマガの場合は、ブログやサイトよりも、もっと親密に語り掛けるようにします。
なぜなら、メルマガというのは、相手のメールボックスに直接とどくからです。
そのため、メルマガの読者にしてみれば、「プライベート感のある記事」「自分に向けて送られてきた記事」といった意識が強くなります。
ですから、メルマガを書く際は、ブログやサイトよりも、さらに「あなた」というフレーズを多く使うとよいのです。
つまりメルマガの書き方のポイントは、「多くの人」に語りかけるような言葉ではなく、「読者個人」に語りかけるような言葉が、よりいっそう大事になるわけですね。
もちろん読者も、そのメルマガは「不特定多数の人」に向けて配信されているものであることは、頭では認識しています。
しかし同時に、「自分にむけて配信されてきた」という気持ちもあるわけです。
ですから、あなたがこれからメルマガを発行するのであれば、ぜひ、一人の人に語りかけることを強く意識して、文章を書き綴っていってください。
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以上、この記事では、メルマガの書き方のコツについて解説してきました。
そのポイントは、以下の4つということでしたね。
- 文章の横幅を意識する
- 文章どうしの「上下の間隔」を意識する
- 視認性を高める工夫をする
- 読者に語りかけるように書く
あなたがメルマガの本文を書く際は、ぜひ上記のポイントを意識していってください。
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