2020年に入ってから、「新型コロナウイルス」による被害が拡大しています。
そのウイルスによる「猛威」は世界中、そしてもちろん日本でも、多くの死者をもたらし、経済的にも大打撃を与えている状況です。
そういったなか、新型コロナウイルスの感染拡大をふせぐために、外出の「自粛」が日本政府から求められています。
そして多くの企業は、従業員に対して「テレワーク」を指示することで、これに対応しました。
この記事では、これからの時代は「テレワーク」が盛んになってくるということ、そして、それにともなって必然的に「ネットビジネス業界」の競争が激化してくる、という話をしていきたいと思います。(20.4.20)
そもそも「テレワーク」とは？
そもそもテレワークとは何でしょうか？
テレワークとは、会社通勤に縛られない、つまり場所や時間にとらわれない勤務形態のことです。
ただ、今のインターネット全盛の時代、ほぼイコールとして「パソコンやインターネットを利用した仕事」と捉えてもよいかもしれません。
つまり、今回の新型コロナウイルスによる急激な変化は、「パソコンを使った仕事」へと、個人の働き方をシフトさせているわけです。
このような状況は、もちろん今だけに限った部分もありますが、事態の終息後も、ある程度は継続していくと考えられます。
だからこそ、今後、ネットビジネス界は、参入者が増えていくことが十分に予想されます。
今までは、サラリーマンの仕事一辺倒で、とくにネットビジネスに参入してこなかったような人も、今後は、自ら「ネットビジネス」に参入してくることが考えられるわけですね。
そうなると、さらにネットビジネスの競争が激化する可能性があるわけです。
さらに競争が激化していくネットビジネス業界
これからは、ネットビジネスへの参入者が今まで以上に増えていくことが予想されるわけですが、それはつまり、「ライバル」がさらに増える、ということです。
ネットビジネス業界でのライバルが増えると、他との「差別化」が、よりいっそう難しくなってきます。
ひとつの検索キーワードに、多くの人が参入するようになるので、そのキーワードでの上位表示が難しくなります。
それは、あらゆる検索キーワードに及んでいくことでしょう。
もちろん、ネットビジネスの場合、顔出ししたり、キャラクターを打ち出すことで、ライバルと差別化するという戦略も可能です。
ただ今後、よりいっそうネットビジネスへの参入者が増えていくならば、そういった「キャラクター戦略」も功を奏さなくなっていく可能性が高くなります。
どのアイコンを見ても、どのプロフィールを見ても、同じようなキャラであれば、人の注意や興味を引けなくなるわけですね。
差別化に必要なものは「文章スキル」
では、このような「ライバルが激化していく状況」にあって、必要となるものとは何でしょうか？
私は、それは「文章スキル」であると考えます。もっといえば、「コピーライティングスキル」です。
なぜなら、これらのスキルは、時代や状況によって変化することのない「普遍的なスキル」だからです。また、これらのスキルを真に身につけている人は、ネットビジネス界には非常に少ないからです。
インターネットビジネスというと、「動画が主体」というイメージがあるかもしれません。
もちろん、以前にくらべれば、動画で情報を発信する人が増えていますし、動画を視聴する人も増えています。
ただ、動画の視聴には時間がかかるため、文字情報から、サクッと情報を得たい、という人もたくさんいるのです。
そして情報発信者のなかには、「顔出しや声出しはしたくない」「素性を明かしたくない」「文字だけで情報を発信したい」という人も、たくさんいるわけです。
この「需要」と「供給」から考えれば、今後も「文章スキルの必要性」、もっといえば「コピーライティングの必要性」は、何十年と続いていくと推測できます。
そして、忘れてはならないのは、「ふだん動画を視聴する人」であっても、「文字情報での検索」も行なっているという点です。
結局、「複雑な情報」は、文字でしか伝えることができません。このことは、ネット以外の「リアルの世界」を見ればわかります。
たとえば、おそらく今後、「学校の教科書」がなくなることはないでしょう。学校の教科書というものが廃止になって、すべて「動画」になる、ということはまず考えられないわけです。
それと同じように、ネット上から「文字情報」がなくなることも、まず考えられません。
これからは「自分の力」で生きていく時代
現在の新型コロナウイルスによる経済の悪化は、多くの企業を倒産に追い込んでいます。
たとえ今回の新型コロナウイルスの猛威によって、倒産をまぬがれて持ちこたえた会社であっても、事態の終息後には、そうとう経営が悪化していることが予想されます。
そのような状況のなかで、多くの人は果たして、これまでのように安心して「会社」に身をゆだねることができるでしょうか？
おそらくできないでしょう。
いつ自分が「リストラ」されるかという不安を、つねに抱えることになるわけですね。
であれば、自分の力で「ネットビジネス」で稼いでいこう、という流れになるはずなのです。
そういったとき、ライバルと差別化できるものがあるとすれば、それは「キャラクター」ではなく、「文章スキル」であり「コピーライティングスキル」である、ということなのです。
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