ブログ記事は、人に読んでもらってこそ意味があります。

もちろん、なかには「日記」「メモ書き」としてブログを利用している人もいるでしょうし、学んだことを記憶にとどめるために、ブログを利用している人もいるかもしれません。

しかし大半の人は、誰かに読んでもらうためにブログ記事を書いているはずです。

この記事では、「読まれるブログ記事」を書くにはどうしたらいいのか、その書き方のポイントを解説していきたいと思います。

「読まれるブログ記事」に共通する2つのポイント

「読まれるブログ記事」には共通点があります。

検索エンジンからアクセスを呼び込む場合、ブログ記事の訪問者に、その記事を読んでもらうためには、以下の2つがポイントになります。

  • 検索者の意図を読み取る
  • 記事の冒頭で、検索者の「注意」と「興味」を引く

この2つを意識しなければ、その記事はほとんどの場合、読まれることがありません。

それでは、順番に解説していきたいと思います。

検索者の意図を読み取る

何かを検索している人には、当然のことながら、「知りたいこと」があります。

ですから、ブログ記事を書くときに「キーワード」を定める際は、そのキーワードから「検索者の意図」を読み取る必要があります。

たとえば、この記事であれば、「ブログ記事 書き方」という複合キーワードを設定して記事を書いています。

このキーワードから読み取れる「検索者の意図」は、素直にそのまま「ブログ記事の書き方を知りたい」というものです。

ですから、記事全体が「ブログ記事の書き方」を解説しているものであれば、訪問者に意欲的に読まれるわけですね。

ただ、キーワードのなかには、「検索者の意図」が読み取りづらいものがあるので、そういった場合は注意が必要になります。

もしも、キーワードからの読み取りを間違ってしまった場合、その記事は、訪問者に見向きもされなくなってしまうわけです。

記事の冒頭で、検索者の「注意」と「興味」を引く

検索結果からやってきた人は、あなたのブログは初めて目にする、という場合がほとんどです。

つまり、あなたがどういう人なのか、まったくわからない状況にあります。

もし検索してきた人が、あなたのことをよく知っているのであれば、その「信頼」をベースにブログ記事を読み進めていってくれる可能性は高いといえます。

しかし、あなたのブログを初めて目にする人の場合、あなたのブログ記事を読む「動機」がありません。

そこで、ブログ記事の冒頭で、「読む動機」を作る必要があるのです。

その「読む動機」には、以下の2つがあります。

  • この記事には、知りたいことの答えが書かれていそう
  • この記事を読み進めていけば、自分にメリットがありそう

このどちらか、できれば両方が備わっているブログ記事であれば、検索結果からの訪問者は「興味」をいだき、そのブログ記事を高い確率で読み進めていってくれるのです。

まずは冒頭で「注意」を引くことが第一

ただ、もちろん、記事の冒頭で「興味」を引くことは重要ですが、まずは、そのまえに訪問者の「注意」を引きつけなければなりません。

この記事でいえば、冒頭の一文字を大きくすることによって、その文字に「注意」を引きつけています。

これを「ドロップキャップ」といいます。

ちなみに記事の「第一文」は、短い文章であるほど、訪問者の「注意」を引きつけることができます。

この記事では、最初の大きな文字と、短い第一文で「注意」を引きつけ、そのあとの3つの文章で読む動機を作ることによって「興味」を引いているわけですね。

また、4行の文章のあとに、すぐに「小見出し」をもってくることで、この4行が浮きだっていることがおわかりでしょうか?

このように、冒頭の文章を短く区切って「メリハリ」をつけることも、訪問者の注意を、この4行の文章に「注目」させることになるわけです。

さらに、「下線」や「黄色いマーカー」も、訪問者の「注意」を引きつけていることはいうまでもありません。

読み手を満足させられる記事を書く

「ブログ記事冒頭の難関」さえ突破すれば、あとはそれほど難しくはありません。

ブログ記事の冒頭で読み手にいだかせた「期待」どおりに、記事を展開していけばいいからです。

ただ、その際、ブログ記事の主旨とは関係のない話をしてしまうと、読み手は「自分のメリット」が感じられなくなるため、途中で離脱してしまう可能性があります。

ですから、読まれるブログ記事を書くためには、最初に提示した主題・テーマを最後まで一貫させる必要があるのです。

もちろん、その「検索キーワード」について十分に語れるだけの「深い知識」と、それをわかりやすく説明できるだけの「高い文章力」を持ち合わせていないと、読み手に満足を与えることはできません。

結局、ブログ記事をさいごまで読んでもらうためには、「深い知識」と「コピーライティングのスキル」が必要になるわけですね。

・・・

・・・

以上、この記事では、「読まれるブログ記事の書き方」について解説してきました。

そして、そのポイントは以下の2つになる、ということでしたね。

  • 検索者の意図を読み取る
  • 記事の冒頭で、検索者の「注意」と「興味」を引く

ブログ記事は、そもそも冒頭で、注意と興味を引けなければ、そのあとの文章を読んでもらえません。

ですからブログ記事では、冒頭部分の文章がもっとも重要になるわけですね。

ただ、その際、まずは「検索者の意図」を正しく読み取ることが大前提になるわけです。

ぜひ、ブログ記事を書く際は、まずは「検索者の意図」を正しく読み取り、そのうえで、記事の冒頭部分で訪問者を引きつける文章を書いていってください。